ドラスタ

メンタリストS7-12 茶色いカーペットより:フレーズ紹介

The mentalist(メンタリスト) シーズン 7 第12話

BROWN SHAG CARPET( 茶色いカーペット)

Poor kid. No wonder he thought he was psychic.
それでサイキックだと思い込んだ
You suggested that you dealt with another psychic who wasn't on the up-and-up.
別のサイキックと会ったとおっしゃってましたよね その人は信頼できなかったと
You got cut off.
電話切れたでしょう

Poor kid. No wonder he thought he was psychic.

自称サイキックのガブリエルが殺害され
検視で脳に腫瘍が見つかって、それが
幻覚や発作を引き起こしていた、と知ったジェーンのセリフです

No wonder~ : ~しても不思議じゃない、~しても無理はない
という意味なので
吹替訳では「それでサイキックだと思い込んだ」となっていました
日本語でも事情を聞いて、道理で・・・と言うシーンは多いので
使えるフレーズだな、と言うことでピックアップしたんですが
吹替訳よりも、英語そのままの方が、ジェーンの優しさを感じられるな
というのもあって、選びました

No wonder の前に「Poor kid.」かわいそうな子だ、可哀そうに
と言う一言が付いてるんですよね
それに、That's whyよりもNo wonder「ムリもない」って言ってるので
インチキだって証明してやろうと敵対心持ってた時との対比で
ちょっと後悔しているような、そんな気持ちも感じられました

その時の気持ちにピッタリ合ったフレーズを使って
心の機微も伝えられるように、いつかはなりたいものです・・。

You suggested that you dealt with another psychic who wasn't on the up-and-up.

ちょっと長いんですが、日本語と英語の文章の違いが面白かったので
ピックアップしました

学校で習った単語のイメージだけで私が訳したら
「あなたは他の信頼できないサイキックと取引することを提案しましたね」
となってしまって、吹替訳でわかる本来の意味とはかけ離れてしまいます

suggest には「提案する」以外にも「それとなく言う、暗示する」
と言う意味もあって、ドラマなどでは結構見かけます。

「会った」の部分も met ではなく dealt with なんですよね
deal with = 取引する でもギリギリ意味はわかりますが
英英辞書では
to take the necessary action, especially in order to solve a problem
問題解決のために必要な行動を取る
となっていたました
問題=霊と交信する ための行動を取った→会った
ということなんですかね。難しい!

そして、今回初めましてだったのが「on the up-and-up」です
up-and-upだけだと「上へ上へ」と言う意味のようですが
on the が付くと「正直な、信頼できる」
と言う意味になるそうです

他にも another や who の使い方の勉強にもなるセンテンスでした

You got cut off.

ここまで無駄に熱く語ってるので、最後は短いけど使えるフレーズで(笑)

ラジオでの通話をラザロが一方的に切っちゃった後
リズボンがジェーンに言ったセリフです

自分の意志で電話を切る hang up と違って
電波などの影響で、本人の意思とは関係なく
「切れちゃった」時に使うフレーズだそうです

スマホで通話中、急に切れちゃった時に
再度電話したら「Sorry, I got cut off.(ごめん 切れちゃった)」
と言う感じで使えるフレーズでした

【カテゴリー】ドラマは3文の得, シーズン72021.11.18

コメントの投稿