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メンタリストS7-11 赤土の秘密より あらすじ・感想

The mentalist(メンタリスト) シーズン 7 第11話

BYZANTIUM( 赤土の秘密)

※ネタバレを含みますのでご注意ください

森林公園で大学生のカップルが射殺される事件が発生
女性の遺体は動かされた形跡があり
チョウは人手不足もあって、ジェーンの助けが必要だと言いますが
ヴェガの葬儀から1週間
ジェーンはリズボンからの電話にも出ず
姿を消したままです

被害者は2人とも普通の大学生で
殺されるような理由も見当たらず
検視の結果では二人とも爪をはがされていたことがわかります
マスコミが騒ぎ始めていることもあり
アボットからもせっつかれたリズボンは
ジェーンに「出頭拒否」で逮捕状を出し、強引に連れ戻します

そんな中、FBIのオフィスには、サイキックだと名乗る
ガブリエル・オズボーンが姉のリーに連れられてきます
半年前に邪悪な男に会って
その時から何か起こると思っていたと言い
遺体が動かされていたことや爪のことも知っていたものの
その男の顔も覚えていないと言うのです

オフィスに連れられてきたジェーンは
アボットに「戻ったわけじゃない、寄っただけだ」
と伝えますが、「君なら絶対食いつく」と
ジェーンをガブリエルに会わせます

ガブリエルは
「あるものが君を蝕んでいるが癒える、数字の3がカギだ」
とジェーンに言います
もちろんジェーンは彼は本物のサイキックじゃないと
言い、見張った方が良いとアボットに伝えます

ガブリエルの尾行に際し
ワイリーはチョウに自分も現場で役に立ちたいと
同行を志願します
二人でガブリエルの家を張り込んでいると
近所の女性が訪ねてきます
話し終えた女性にチョウが話しを聞いていると
ガブリエルが突然発作を起こして倒れ、駆け寄ったワイリーに
「彼女は大丈夫だって言ってる」
と言います
そして「赤土に白い骨が包まれてる」と。
ヴェガが撃たれた場所を手で押さえるガブリエルを見て
彼は本物だと感じたワイリーは
近隣の赤土のエリアを見つけて、調査するようリズボンに提案します

「彼は本物じゃない」と言うリズボンですが
ワイリーの様子を見て、ダメもとで調べることになります
そして、警察犬が埋められた遺体を発見し
事件は連続殺人へと発展していきます

一方、ジェーンには不思議と「3」が付きまといます
ありふれた数字で、誰にでも関係のある数字
というのですが、3本足の犬に導かれるようにたどり着いた場所で
売りに出されている小屋を見つけます

そこでアボットからの協力依頼の電話を受けたジェーンは
遺体発見現場に向かい
リズボンに「戻った」と言い
前向きに答えを出そうとしていることを伝えます

埋められていた被害者は5人
犯人でないとしても、犯人を知っているはず
とガブリエルを連行し、ジェーンが話しを聞くことになります

ジェーンはガブリエルが本物ではないものの
ペテン師でもないと、正体を見極められずにいますが
釈放はしないようチョウに伝えます

しかし、弁護士が迎えに来て
釈放せざるを得なくなり
ガブリエルはマスコミに対し
「FBIは容疑者を特定できず僕に目を向けたが
犯人は野放しだ また殺す」
と警告します

チョウとワイリーはガブリエルの監視を続けますが
チョウが不審者を追っている隙に
ワイリーが襲われてしまいます
戻ってきたチョウがワイリーを発見し、ケガもたしたことはない様子ですが
ガブリエルの家のドアが開いていて、中に入ると
姉のリーは殺され、ガブリエルの姿はありませんでした

何も見ていないというワイリーの記憶を呼び起こすため
ジェーンが手助けし、閉鎖されたビール工場にたどり着くのですが
そこには、腕に「インチキ」と書かれたガブリエルの遺体があるのでした

感想

基本、メンタリストは1話完結で
冒頭に起きた事件を最後に解決するスタイルですが
今回はバタバタはしてたものの気が付けば、ただ事件が発生しただけ
って感じで次回に続きます

元、偽サイキックのジェーンは、罪悪感もあって
自称サイキックを毛嫌いしてるわけですが
その影響を受けてるリズボンも、「偽物」って
力説してるのが可愛い♪

しかし、ジェーンが姿を消して、「死んだかと思った」って
心配してたのはいいけど
「この仕事がとても大事なの」ってリズボンの発言は
気持ちもわかるけど、あれじゃぁジェーンより
仕事が大事って言ったみたいで、ちょっと悲しいセリフでした

チョウも、表面上は普通にしてるけど
本当は引きずってて、ちょっと暴走してましたね
ワイリーにアドバイスもしてたけど
アボットの後任というポジション、という意味では
チョウもまだまだこれからって感じで
この辺の成長ストーリーも、見たかったなぁ

バーで出会ったAPJのイニシャルの女性は
アンバーって言われた後に「サイキックなんでしょ」
って聞いてたから、アンバーって名前だったの??
と気になって、クレジットを見たら
ちゃんと役名がアンバーになってました

英語のお勉強的に面白かったのは
「発作」という単語の使い方でした
ワイリーは「seizure」という単語を使って
He had a vision after his seizure.
「発作の後 何か見えたみたいで」
と言っていたんですが、ジェーンは
「spell」という単語を使って
I heard you had a spell.
「発作を起こしたって?」
と聞いていました

「発作」という意味でspellという単語を
使う頻度がわからないので、考え過ぎかもしれないけど
spellには呪文って意味もあるから
あえてこの単語を使ったなら
ジェーンっぽいセリフだなって思っちゃいました

あ、そういえば、このエピソードに
ジェーンの免許証が出てくるから
誕生日がわかるって、小耳にはさんでいたのですが
一瞬、しかもサッと取り出すところと
その後は、小さく映ってるくらいで、
何回か止めてみたりもしましたが、さっぱりわかりませんでした
ここから日付を見つけた人、すごすぎる。。

あと、もう一つ、ちなみにって感じの情報です
タイトルのBYZANTIUMについて
普通に辞書で調べると、古代ギリシャの都市
としか書いてなかったので、不思議だったんですが
BYZANTIUM color で検索したら濃い紫色だとわかりました
なぜ紫色なのかはさておき、ちゃんと色に関係したタイトルでした

残すところ、あと2話です・・
事件やらジェーンの悩みは解決してほしいけど
ドラマが終わっちゃうのは寂しい~

【カテゴリー】あらすじ・感想, シーズン72021.11.8

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