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メンタリストS7-9 鉛色の弾丸より あらすじ・感想

The mentalist(メンタリスト) シーズン 7 第9話

COPPER BULLET( 鉛色の弾丸)

※ネタバレを含みますのでご注意ください

DEAのピーターソンがメキシコのリオ・ブラボーで遺体を掘り起こさせ
証拠を見つけるシーンから物語はスタートします

ジェーンに頼まれ、動向を探っていたワイリーが
いち早く異変を察知し
ジェーン達は、ピーターソンが証拠をもとに
リナの承認を阻止し、アボットのことも破滅させようと
していることに気づきます

ピーターソンの企みを阻止するべく
危ない橋を渡ることになるのを承知で
チョウもチームに加わります

ジェーンはピーターソンが金を着服していると確信していて
リズボン達はその線を追い
ジェーンは証拠品をなんとかするための作戦を練り
旧知の仲であるピートをオースティンに招待します

ジェーンがピーターソンからくすねてきた携帯などから
ワイリーが調べても、「働きすぎ」というくらいで
決定的な証拠は見つかりません
しかし、地味な仕事をやるなんて
ピーターソンらしくないと気づき
手入れの際に金をくすねているのではとリズボンが指摘します

自宅の防犯システムの過剰さから
着服した金は家にあると踏んだジェーン達は
ピーターソンの自宅に侵入して
証拠を押さえることにします

一方、ピーターソンは
リナの承認に反対している派閥に
名を売りたがっているブラット議員に
接触しようとしていました
メキシコで見つけた決定的な証拠である弾丸を
彼に渡すべく、彼の立法担当官であるブラマーと
連絡を取り合っていたのです

この間、蚊帳の外に置かれていたヴェガは
チョウに直談判して、仲間に加わることになります
そして、ジェーン達がピーターソンの自宅に
侵入する間、ピーターソンを見張ることに

ピーターソンがブラマーに証拠品を渡しに
行っている間に自宅をくまなく捜すチョウとリズボン

ジェーンは、ピーターソンに似つかわしくない
ロウソク立てに気づき
隠し金庫を見つけるのですが、生体認証で
開けることができません
そこで、ワイリーが証拠保管庫のお金を
持ってくることになるのですが
ピーターソンはすでに用事を終えてしまい
ヴェガは車を追突させてなんとか時間を稼ぎます

その甲斐あって、ギリギリ自宅を後にしたジェーン達

いよいよDCでリナの審議が行われます
証人として呼ばれたというピーターソンに
アボットは「こちらにも証拠がある」と
彼が自宅で飼っている猫と一緒に写った札束の写真を見せます
慌てたピーターソンは横領した金の半分をやると
アボットに提案しますが
それこそがアボットが求めていたもの
もちろんお金ではなく、自白です
隠れていたヴェガが録音機を持って現れますが
弾を議員に渡してあるピーターソンは
まだ諦めません

そこにジェーンがブラマーと共に現れます
しかし、そこにいるのはピーターソンが会ったのとは
全く別の女性でした

そう、すべてジェーンの作戦で
ピートたちが害虫駆除と称してオフィスに入り込み
ブラマーに扮して証拠品を代わりに受け取っていたのでした

感想

6話からの流れで、リオ・ブラボーの件が決着しました

アメリカのドラマだと、家族や仲間がやった悪いことは
全部帳消し!って傾向があって
私刑(個人的に復讐しちゃう)もアリっていうのが
ちょっと受け入れがたいところではあるんですが
今回は、まぁ仕方ない・・・って感じですかねぇ

メキシコの警察は賄賂をもらってたり恐れていたりで
逮捕することもできない状況で
放っておけば大量殺人を繰り返した人を撃ってしまったアボット
そしてそのことを知っていて何もしなかったのに
今になって「正義」と称して保身のために
利用しようとしたピーターソン

アボットが刑務所に入って、ピーターソンが出世するんじゃ
世も末ですもんねぇ

しかし、島から戻ったばかりの頃のジェーンと
FBIチームの関係を考えたら
今ではすっかり「仲間」になってますね

仲間と言えばピートたちも大活躍でした
ピートたちが出た以前のエピソードは
5年くらい前に1回見ただけなので、細かいことは全然覚えてないんですよね
(ちなみにシーズン3の2話とシーズン5の22話です)
島にいた時にジェーンが手紙を出してたのって
サーカスの仲間経由と言ってたから
きっとピートが手伝ってくれたんだと思うんですが
その辺も、サラっと会話に入れてくれてたら良かったのになぁ

スクリプトを見てて、1個笑っちゃったのが
ヴェガがワイリーさんは手伝ってますよねって言ったシーンです

チョウの吹替のセリフは
「何かあっても あいつなら大丈夫だ」
からの
「お前は始まってもいないキャリアが終わるんだぞ」
だったので
そうね、ワイリーは相当な実力があるし
確かに大丈夫よねって思ってたんですが
英語だと
チョウ:Wylie's different. I don't feel responsible for him.
と言っていました
ニュアンス、全然違くないですか?(笑)
そのままだと「あいつには責任を感じない」
と、どうでもいいぜって感じですよね
ワイリーは一人前だから、自分で責任を取れる
守ってやる必要はないということなんでしょうけど
スクリプト見た時「ひどい(笑)」って思っちゃいました

チョウが手伝うって言ったシーンと
最後のリズボンとジェーンの会話はお気に入りで紹介予定です

実は、コンプリート版だとこのエピソードから
最終話までが1枚のDVDに収まっています
なんか、いよいよ終わっちゃうよ~って淋しい気持ちでいっぱいです(T T)

最終話で流れる曲が、コーヒーのBOSSのCMで使われてて
聞くたびに切ない・・・
当初、手を付けやすい第2章からスタートして
またシーズン1の1話目に戻ればいいやって思ってましたが
このみんなの関係性がリセットされた状態に戻る勇気、ないかも~
って思えてきました

特にこの後の3話が重いですけど
なんとか頑張ってフィナーレ迎えたいと思います

【カテゴリー】あらすじ・感想, シーズン72021.10.9

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