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メンタリストS7-8 白煙の向こうより あらすじ・感想

The mentalist(メンタリスト) シーズン 7 第8話

THE WHITES OF HIS EYES( 白煙の向こう)

※ネタバレを含みますのでご注意ください

ダラスで起きた殺人事件の裁判で
目撃証人が狙撃される事件が発生し
アボットのチームが合同捜査に加わることになります

もう一人の目撃者、リリー・ストッパードは
証言することに同意しているものの
今回の事件を受けて、夫のマシューは
まだ6か月の赤ん坊がいるんだ、と難色を示していました

スパックマンに説得を頼まれたジェーンは
難しい選択だから無理強いはしないと伝えつつも
何年か先に、子供にこのことをどう語り継ぎたい?
子供に気高く勇敢な人になってほしい?それとも賢く慎重な人?
と語り掛け、二人の同意を得ます

しかし、「よくやった、彼女の安全は保証する」というスパックマンに
ジェーンは「保証はいい、行動で示せ」と返すのでした

ケルビン・ビテカーは酒をこぼしたというだけのことで
カリフォルニアから来ていた大学生ジェイミー・オーウェンを
撲殺した容疑で起訴された被告ですが
ビテカー家はダラスのFBIがマークしていて
この事件で有罪判決が下れば、一家は共倒れの危機に陥ります
そのため、最後の証人であるリリーの命も狙うはず
と、アボットがケルビンの面会に向かいますが
その様子から、ケルビン自身が殺しを命じたわけではないと考えます

ビテカー家には、二男のイーサン、三男のケイレブ、そして母親のベリンダがいますが
電話やメールからは殺しを依頼した痕跡はなく
チョウとジェーンが一家に会いにいくことになります

前科だけでなく健康面での問題も抱えている二男のイーサンが
「国家の犬が来た」と出迎えますが
母ベリンダは「失礼なことをいわないの」と
一見、温厚そうな態度で現れます
切れ者と噂のケイレブは事務所でオンラインゲームに興じていて
それに目を付けたジェーンは、FBIに戻った後
ワイリーにゲームのことを調べさせます

ゲームのチャット機能を使って接触しているなら
相手はきっとゲームのランキングは低いはずと

ジェーンは、雇われた殺し屋は地元の人間だと睨んでいましたが
当初疑っていたスパックマンも、線条痕から
地元の容疑者が出たことでようやく納得
しかし、指紋も顔もわからない状態で
殺しの依頼を仲介する人物との接触方法もわからない
と、話すスパックマンたちのもとに
ワイリーがランキング下位3名の情報を持ってきます

そして、ジェーンは3人の中から
仲介人がカナダやイギリスに住んでいるとは思えない
とルイジアナに住む女性の線を追うことにします

女性の住所を訪ねると、いとこのビリーと名乗る男が
出てきますが、彼こそが殺し屋のライドンで
家の中ではすでに仲介人の女性が殺されています
ライドンはリズボン達に発砲したあと、スパックマンを撃ち、逃走してしまいます

FBIに戻り似顔絵を作成しますが、もうこの顔のままじゃないはずと
ジェーンはワイリーに変装パターンを作るように頼みます

一方、アボットとチョウは殺害依頼を取り消させるため
再びビテカー家を訪ねます
透析が必要なイーサンを連行し脅しをかけるも
ベリンダは「死なせるわけがない、あなたの倫理観が許さないはず」と動じません

ライドンはホテルの部屋から車への移動中に
リリーを狙うはず、とジェーンが作戦を練りますが
相手もいい作戦を用意してるはず
と寝付けないジェーンに、リズボンは「きっとうまく行く」
と声をかけるのでした

ジェーンの思った通りライドンは髪を切り
付け髭などの変装をして現れます
発煙弾でホテル内が混乱する中、リリーの移動が始まります

ライドンは救急隊や消防隊の格好をしているはず
とジェーンはチームに警戒するよう伝え
一人で行動する救急隊を見つけ、リズボンを確認に向かわせます

残ったアボット達の元には
救急隊の制服を着たライドンが近づいていました
捜査官の一人が倒され、チョウが階段を確認しに行った隙に
ライドンが現れ、リリーに銃口を向けますが
そこにいたのは、リリーに変装したヴェガで
一瞬とまどいを見せたライドンを、チョウが射殺するのでした

ライドンが近づいたタイミングでヴェガとすり替える
というジェーンの作戦が功を奏し
リリーが無事に証言をしたことで、一家は一網打尽
めでたしめでたし・・・のはずでしたが
リズボンは、自分が追った男がライドンではないと
ジェーンがわかったうえで、自分を向かわせたと気づいていました
ジェーンも「君を守りたかった。またやると思う」
と認め、リズボンは途方に暮れるのでした

感想

エピソードの最初と最後で、二人の空気感が違いすぎ!

まずは楽しい出だしから
テーブルサッカーのこと「foosball」って言うんですね
リズボンが「やーい、やーい」って感じで勝ち誇るもんだから
ジェーンがムッとしてましたね(笑)
あれは確かにやりすぎだと思うよ、リズボン!
でも仲良しデートシーンが出て来たのは嬉しいポイントでした♪

そしてエアストリームでの子守歌のシーンは
お気に入りの会話で紹介予定です

2話目でリズボンが殺されかけたり
3話目でヤンに見つかって危うしってなったり
その流れで「辞めてどこかに行かない?」って
話しになってたと思いますが
今回、弾がリズボンの服をかすってたし
一緒にいたスパックマンが撃たれちゃったから
ジェーンはリズボンを失うという恐怖心を
抑えきれなくなっちゃったんですね・・・

前のエピソードで、ジェーンはリズボンの長年の悩みに
良い感じに対応してくれたわけですが
リズボンはそういう繊細さに欠けると言うか・・・
大丈夫よとしか言いようもないんでしょうけど
妻子を失ったことがあるジェーンの気持ち
もう少しくんであげてほしいところです

あ、ちなみにスパックマンは無事だろう、ということになってます
搬送された後、一切話題にもならず^^;

私、あの不躾なスパックマンがいると
最近すっかり落ち着いちゃったジェーンの
やんちゃなところが出てきて好きなんですよね~
再会した時の「会いたかったんだよ」って嫌味とか
「魔法をかけてもらう」
って言われた時のやりとりは、若干まんざらでもない感じもあって
かわい~笑顔が出て来たし
「僕は犬じゃないんだぞ」って不貞腐れてたり
いろんな表情が見られたのも、スパックマンのおかげと言えば、おかげですからね~

シリーズが続いたのなら、準レギュラー化してほしいキャラでございました
誰かが「ダラスで・・」と言ったとたん、ジェーンが
「僕は他の事件を手伝ってるから」ってティーカップ持ったまま
そそくさと移動していく姿が見たかった(笑)

【カテゴリー】あらすじ・感想, シーズン72021.10.4

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