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メンタリストS7-2 灰色の鉄格子のホテルより:フレーズ紹介

The mentalist(メンタリスト) シーズン 7 第2話

THE GREYBAR HOTEL( 灰色の鉄格子のホテル)

I'll see you around.
覚えときなよ
Do you want to tell me where Cole Foster is?
コール・フォスターはどこにいる?
Worth a shot.
「まあね」(やってみる価値はある)

I'll see you around.

囚人同士が喧嘩したあとに、言った捨てゼリフです

でも、このフレーズ、もっと自然な感じで聞いたことあるような・・・
と思ったら、「じゃぁまたね」って意味でも使われるフレーズでした

やっぱりね、と検索を終えようとしたんですが、意外と深い意味があったので
取り上げてみました

「またね」にもバリエーションがあって、この言い方は
around だから「その辺で」また会うかもね、という感じの言い回しなので
いつまた会うか、はっきりしない時の言い方なんだそうです

つまり、同僚との飲み会の後で言ったら「ん??」ってなるってことですよね

それと、偶然会わなければ積極的に連絡してまでは会わないような印象にもなるので
恋愛トークの流れで出てきたら、脈なしって感じのフレーズなんだとか

使いどころが難しいじゃんって思いましたが
ご近所の人とか、知り合いに道でバッタリ会った
なんて時には、普通に使えるフレーズのようです

そして、ざっくりした意味だけ調べたらいかん・・・と反省したフレーズでした

Do you want to tell me where Cole Foster is?

ちょっと長めのフレーズですが、ポイントは want to の使い方です

学校では「want to」で~したい
と習うし、英会話教室なんかでもそういう使い方で問題なかったんですが
どちらかというと、子供っぽい印象になるから、あまり「want」を
連発しない方が良い、ということは言われました

しかし、スクリプト勉強法を始めてみて
結構 ワナワナ(want to = wanna)言ってるじゃんって思ったのと
want to = ~したい だと不自然なフレーズが多いことに気づきました

ここでも、容疑者の仲間に対しての質問なので
学習者的直訳の「コールフォスターがどこにいるか、私に言いたいか?」
だと、「言いたい、ってことはないよね」って思っちゃうフレーズです
これまでなんとなくスルーしてたんですが、いよいよ調べてみたら・・・

want to には「~した方が良い」という意味がありました
取引したいなら、居場所を言った方が良いぞ、という意味も込めての
このフレーズだったんです

そう知ってから見ると、ワイリーも
You want to wash that
すぐ洗った方がいい
と、ジェーンのカップをそうとは知らずに使ってたヴェガに言ってました

知ってるつもりの単語も、勉強することはたくさんありますね~

Worth a shot.

リズボンを助けるために、丸腰で乗り込んだジェーンでしたが
「一人で俺らを逮捕しに来たのか?
 援護にバックミラーだけ用意して?」
と相手にバレちゃった時に、ジェーンが言ったひとこと

吹替では話しの流れで「まあね」となっていますが
試す価値はある、というフレーズで
It's worth a shot.
の It's が省略されているバージョンです

何もしなければ殺されちゃう状況だったので
ジェーンのトリックにしては下手なものでも
助けるためには、試す価値はあった、ということですよね

同じような表現で
worth a try
というのもありました
どちらもメンタリストのセリフで何度か出てきますが
tryの方が若干多かったです

【カテゴリー】ドラマは3文の得, シーズン72021.8.20

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