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メンタリストS6-14,15 【考察】CBIチームの関係性

The mentalist(メンタリスト) シーズン6 第14話

GREY WATER( 灰色の水)

※15話目も合わせて、ネタバレを含みますのでご注意ください

ドラマで英語を学んでると、人付き合いの仕方、みたいなのも知ることができて面白いですよね
このエピソードに限りませんが、14~15話で、特に「へぇ」って思ったところがあるので、ちょっとまとめてみます

CBIチーム内での距離感

何年も一緒に働いてきた仲間ですが、それぞれに距離感が違って
それによって、握手したりハグしたりって行動も変わってきます
日本人にとっては、ハグって、結構やっかいじゃないですか?
私の場合、相手が手を広げて近づいてきたら、「ハ・・ハグなのね?!」と必死に対応する感じなので、ドラマを見ながら自然な振る舞いを学んでる次第です。。

そういう意味で、今回は、外部の人になっちゃってるリグスビー夫妻がFBIに来たことで、それぞれの立場での振る舞いが学べました

フィッシャーやアボットは完全に「知人」「ビジネス」対応なので
握手をする程度、でも病院にお見舞いには行っていました。
ワイリーは下っ端ってこともあるのか、ドラマの進行上の都合なのか、特に挨拶もせずお見舞いにも行っていません。(グレイスとは会話はしてましたが)

リズボンは、CBI解体後もリグスビー達とは親交があったくらいなので、二人がオフィスに着いた時も、先にお出迎えして、グレイスとはハグしてました。
ただ、グレイスとだけなんだなって言うのは気になりました。
病院でもグレイスとだけハグしてたから、そこは女同士って感じなのかな。
同じ男性の部下でも、チョウの方が、通じ合ってる気がしちゃいます。

ジェーンは・・・なんか独特すぎて掴めん。
「他人か?!」ってくらい、リグスビー達に「久しぶりだね」って普通に紅茶飲みながら言ってて
リグスビー達も、「ああ」「どうも」って感じ
一応、ジェーンがいなくなってから初めて会うはずなんですよね。
そして、リグスビー達は襲撃された後なわけで、もうちょっと何かあっても・・・
まぁ本当に他人なら、グレイス達も、逆にもうちょい愛想良くするはず(という気休め)
あと、病院のシーンでは、ジェーンも両手を広げて二人同時にかるーくハグ
これがジェーンとリグスビー達との距離感ってことですかね。

そして、チョウ。やっぱりリグスビーとチョウは相棒なんだなって感じました。

まず、チョウはハグ好きタイプじゃないけど、
大変な目にあったリグスビーたちがFBIに到着した際は、軽めとはいえ自然にハグしてました

ジェーン、チョウ、リグスビーの3人でバーに行ったシーンでも
ジェーンは誘われたとはいえ、ビリヤードやりに行って
チョウとリグスビーは寄り道してから帰るかって感じ

そして、一番印象的だったのが、病院のシーン(これ、15話のラストですが)
リズボンはジェーンとセットで「そろそろ行くわね」って帰っていきますが
チョウは、一緒には帰らず、自然と残る雰囲気で
アボット達が帰った後に、「俺もそろそろ」ってなったら
リグスビーに「もう少しいろよ」と引き止められてて
何か、妙な感動がありました(笑)
やっぱりリズボンは「ボス」なんだなぁ、チョウは特別なんだなって。

これでリグスビー達は降板しちゃうわけですが
二人は今でも、そしてこれからも相棒なんだね!!

アメリカの飲み会

余談ですが、そして15話の話しですが、来たと思ったらもう帰る、やたらと短い飲み会(?)はアメリカ流なのかドラマの都合なのか、どっちなんでしょうね。

今回なんて、おかわりが出て来たと思ったら帰っちゃって、「短っ!」って思っちゃいました
アメリカではジョッキに入ってでてくるわけじゃなく、小さい瓶ビールのまま出てくるので、お持ち帰り・・・したくなりますが、路上での飲酒が法律で禁止されているので、できないし。もったいない。

ちなみに、三人が注文した飲み物について調べてみました
吹替では「おかわりのビール2つと ソーダ」と言っていましたが、英語では
「 Two more lone stars and a club soda. 」

ジェーンとリグスビーが注文してた「lone star(ローンスター)」はテキサスの地ビールで、テキサス州の愛称「ローンスター」から付けた名前だそうです。
チョウが注文した「クラブソーダ」は炭酸水でした。格好良い名前だなって思ったら水だったとは。

日本の居酒屋スタイルのお店で語らう三人を想像してみましたが・・・うーん、似合わない(笑)

【カテゴリー】深掘り!考察コーナー, シーズン62021.7.3

メンタリストS6-14 灰色の水より あらすじ・感想

The mentalist(メンタリスト) シーズン6 第14話

GREY WATER( 灰色の水)

アルディレスに続いて、ラローシュの殺害事件はFBIが担当することに
盗聴に最初に気づき、事件について一番詳しいリグスビーとグレイスは、FBIのコンサルタントして招かれます

そして12人の容疑者の中から、リズボン達が一番怪しいと思う5人を重点的に調べることになります

一方、そういった「コツコツ仕事は致しません」なジェーンは、フィッシャーが担当する事件の手伝いに駆り出されます
石油会社の掘削現場で、その会社を訴えていた人物の遺体が発見された事件
被害者ダンの家を訪ねると、水が汚染され、蛇口をひねって出て来た水に火を近づけると着火するほどの状態
「協同体」と名乗るハッカー集団からも抗議活動をされていることもわかり
しかも「協同体」は石油会社がダンを殺したと思っている様子

ワイリーとグレイスが、「協同体」のメンバーの投稿場所を突き止め
取り調べで、ダンは殺された当日、不正の証拠を捜しに
石油会社のオフィスに忍び込んでいたこともわかり
オフィスに向かうと、証拠の帳簿以外にも裏金として入っていた現金も盗まれていたようだとわかります

ジェーンはダンの友人たちを集めて「協同体」のテーマ曲である「ロンドン橋落ちた」を聞かせて反応を探ります
そして、ワイリーの協力を得て、ジェーンの作戦スタート

ダンの幼馴染であるブライスをガソリンスタンドに誘導し
「協同体」のフリをして、給油機をハッキングしたように見せかけ
「お前がダンを殺した」と語りかけます
そして、ワイリーが見つけた情報をもとに、すべてお見通しだと信じさせ
「正義の制裁を下す、隠し場所から金を奪った」
と告げると、ブライスは慌ててお金の隠し場所へ直行し、尾行したフィッシャー達にまんまと逮捕されてしまうのでした。

一方、リズボン達の捜査の方はというと
容疑者たちは、それぞれ独房にいたり、他の国いたり
最有力と思われたハットンも、ただ浮気をしてただけで
リストから除外されるばかり
残ったのは、アリバイがあるとは言え、かなり怪しいハイバックのみ

ひとまず今日は飲みに行くか、とチョウと出かけることになったリグスビーは
グレイスに連絡を入れるのですが
電話を切ったあと、眠りつくグレイスの部屋に、人影が・・・

感想

ここまでアルディレス、ラローシュと続いて殺されてきての
グレイスの展開、主要キャラとは言えちょっと心配しちゃいますよね!

さて、このエピソードではジェーンは完全別行動です。
9話からの流れで、ずっと我慢してきたファンとしては
元CBIチームの危機なんだし、そろそろリズボンとタッグを組んで捜査するのでは?
って流れでの、別行動で「ちぇっ!」って感じです。

最初の、容疑者を絞り込むシーンくらいしか絡みなしです。
でも、それぞれが容疑者を選ぶ中
リズボンが「まぁハイバックか、ワグナーかもね」と言った時に
Excellent choices.
「良いチョイスだね」
とジェーンに言われて、ちょっと嬉しそうにしてたのが可愛かった♪

あとの面白いポイントは
ここ数話の定番、フィッシャーとそりが合ってない感じくらいでしょうか(笑)

1回見ただけだと、見落としがちですが
聞き込みをしてまわってる時に、ジェーンがちょこちょこ、イラついてるのがわかります

例えば、フィッシャーは「FBIのフィッシャーです、こちらはジェーン」って感じで
ジェーンとしては「パトリック・ジェーンです」って名乗って握手をするようなタイミングでも
子分みたいにまとめて紹介しちゃいます
そういう時に、ヤレヤレって感じで目を見開いたり、フィッシャーの方を見たりしてます
リズボンもまとめて紹介することはあるんですけどね。
阿吽の呼吸で、自分で言いたいタイミングでは言わせてあげてるのかな。
今後、シーズン5とかのエピソードを見るときに、観察してみようと思います。
あと、このエピソードで、みんなの関係性がちょっと気になったので、別記事でアップ予定です

ジェーンはミルマン石油のオフィスで何かに気づいているのですが、
いつも通り、何も言わずに行動に移します。
当然、フィッシャーは「Why?」って聞いちゃうんですが
嫌そうな顔で「Patience.」「まあ 良いから」って言われちゃいます

リズボンになら「ダンは背中を痛めてたからキャビネットは動かせない」
「一緒に忍び込んだヤツがいるはずだ」くらいは道中で教えてくれた気はします

そして、被害者の友人たちに会った後、我慢できずに「狙いを教えてよ」と
フィッシャーが言うのですが「Nope」「ダメ」って言われちゃいます(笑)
これは、肝心なところだから、リズボンにも言わないかな~

今回は久しぶりに、チョウとリグスビーが一緒に行動しています
リグスビーが運転させろって言った時のやりとりとか、チョウがいつもより楽しそうです♪
ジェーンもリグスビーもちょっと子供っぽいところがあるから、なんだかんだ言って、チョウはそういうタイプが嫌いじゃない、というかむしろ好きなんでしょうね~

それにしても、ワイリーが良い感じにジェーンの子分化していってます
ここだと、まだ「令状・・・あるんですよね?」と半信半疑ですけど
ジェーンがそんな”手続き”気にするわけないじゃん!

さて、次回はある意味メンタリストらしい、シリアスな展開です

【カテゴリー】あらすじ・感想, シーズン62021.7.2

メンタリストS6-14 灰色の水より:フレーズ紹介

The mentalist(メンタリスト) シーズン6 第14話

GREY WATER( 灰色の水)

Best of luck, guys.
じゃあ がんばれよ
I could use a drink.
ああ 酒飲みたい
Count me out.
私はパス

Best of luck, guys.

チョウ達が容疑者のハットンを事情聴取のため、FBIに連行しようとしたのですが、本人は足に追跡装置を付けてるのをわかっててわざと黙っていました。で、監視している捜査官が来て、アリバイが証明されて開放された際、ヘヘンって感じで、チョウ達言ったセリフです
ムカツク(笑)

日常会話では、「うまくいくといいね」「幸運を」という良い意味で使えるフレーズ

Goot luckと同じように使えるようです

もちろんドラマと同じように皮肉っぽくも使えるでしょうし
試験や面接の予定がある人との別れ際に、がんばってって感じでも使えます

I could use a drink.

この日はいろいろあって 酒があるとありがたいなって思ったリグスビーが言ったセリフです

I could use で ~が欲しい、~だとありがたい という意味になり
a drink だと、ジュースや紅茶ではなく「お酒」が欲しいというフレーズになります

(もしも、お酒以外の飲み物なら something to drink)

12話でも、リズボンが
Anyway, Rigsby and Van Pelt could use the business.
と使っていました。
吹替のセリフでは「リグズビー達をすすめておいた」ですが、仕事を始めたばかりの二人にとって、お金になりそうなこの仕事はありがたい、必要、というニュアンス

Count me out.

1つ前のリグスビーのセリフの後で、ジェーンも誘って行こう!ってところで、このセリフが出てきました
リズボンはいろいろあって疲れちゃったから帰りたいようです

count on me で頼れる、あてにする、という表現は知っていましたが
こんな言い方もあるんですね。

私を数に入れないで、ということで「私はパス、参加しない」という表現になるようです
逆に、私も行きたい、入れてと言いたいなら
Count me in.

どちらも使えるフレーズですが、実際に使うかというと
案外、「私はパス」なんて軽く言えないかも・・・
「私も入れて!」なんて図々しいかも・・・
と思っちゃいそうですね(笑)

【カテゴリー】ドラマは3文の得, シーズン62021.7.1