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メンタリストS6-20 白いテーブル:お気に入りの会話「君は幸せになってくれ」

The mentalist(メンタリスト) シーズン 6 第20話

IL TAVOLO BIANCO( 白いテーブル)

事件が解決した後、ジェーンがリズボンを訪ねるラストシーンから

Pike

Jane.

Jane

Lisbon in?

Pike

Yeah. Teresa. It's... it's Jane.

Lisbon

W-what's up?

Jane

Cannoli… Il Tavolo Bianco.

Jane

Mrs. Aurelio made them specially.

Lisbon

That's sweet.

Jane

Yeah. There's... there's enough there for Marcus, too.

Lisbon

Jane.

Lisbon

You didn't come here this late to drop off cannoli.

Jane

Look, I-I've been thinking a-about you leaving.

Jane

And… I want you to know that I-I really want you to be happy.

Jane

And that is the most important thing to me...

Jane

that you do what makes you happy.

Jane

Okay?

Lisbon

Yeah.

英語のはなし

「you leaving」だけ謎なんですが、それ以外は難しい単語も文法もないし
丸暗記して構文を応用したい会話です

I've been thinking ~ : ~についてずっと考えてたんだ

I want you to ~ : あなたに~してほしい

makes you ~ : あなたを~するもの

お気に入りポイント

この突然の恋愛ドラマ感に戸惑った方も少なくなかったようですよね
一緒に見てた母は「は?なんで?」って言ってました(笑)
母はメンタリストのライト視聴者で思い入れも別にないはずですが
「この二人、友達って感じだったよね?」って文句言ってましたから
確かに、こんなジェーン見たことないですしね
でも、私にとっては必然の展開なので
ジェーンがようやくポーカーフェイスを保てなくなった感じが
切なくも大好きなシーンです♪

【カテゴリー】お気に入りの会話集, シーズン62021.7.23

メンタリストS6-20 白いテーブル:お気に入りの会話「僕は残って欲しいけど」

The mentalist(メンタリスト) シーズン 6 第20話

IL TAVOLO BIANCO( 白いテーブル)

冒頭のジェーンとリズボンの会話です

Jane

You shopping for real estate?

Lisbon

The Bureau is paying for Marcus to relocate to D.C.

Lisbon

I'm helping him find a place.

Jane

Have you decided?

Lisbon

Decided what?

Jane

Whether or not you're gonna go with him.

Lisbon

No. Not yet.

Jane

Well, I hope you stay.

Lisbon

You do?

Jane

Yeah, I think you'll be bored in D.C.

Lisbon

That's why I should stay, to avoid boredom?

Jane

What's worse than boredom?

MAN

Patrick Jane?

MAN

You are Patrick Jane?

Jane

Yeah, when it suits me.

MAN

I've got a warrant for your arrest. Cuff him.

Lisbon

Hold on. What's going on?

英語のはなし

The Bureau : FBIのこと
warrant : 令状
Whether or not  : ~かどうか

1行目、疑問文の形にせずに語尾だけ上げて質問にするというのはわかりますが
areも省略しちゃうんですね~。結構areが省略されてるセリフは見かけるので
日常会話としては、普通の事のようです

お気に入りポイント

何といっても、ようやく「僕は残って欲しいけど」って言いましたね~
リズボンも「本当?」って嬉しそう

案外、一番のお気に入りは when it suits me. です
吹替では「だったら何?」となっていますが、
suits meって洋服などが似合うとか、それでいいよって返事などで出てくるフレーズなので
(その名前が)自分にとって都合の良い時はね、みたいな言い方ですよね
ジェーンはあまり偽名を使うタイプじゃないから意外でもあり、ジェーンらしい返しでもあり面白い!

残って欲しい理由が、「退屈だよ」って言うのも、「何それ?!」って感じですが
リズボンはワシントン州でのお仕事が「退屈」だと言って、テキサスに来たわけですから
ジェーンとしては、二匹目のどじょう狙いなのかな、なんて思っちゃいました

【カテゴリー】お気に入りの会話集, シーズン62021.7.22

メンタリストS6-20 白いテーブルより あらすじ・感想

The mentalist(メンタリスト) シーズン 6 第20話

IL TAVOLO BIANCO( 白いテーブル)

※ネタバレを含みますのでご注意ください

2年前に逮捕状が出されたマカリスター殺害容疑について、大陪審にかけられることになったジェーン
リズボンとフィッシャーにも召喚状が渡され、ジェーンが殺害を告白していたかどうかが争点となります
リズボンは、「バッジを汚してる」と言われても、黙秘を貫くのですが
審問を終えFBIに戻ると、そこにはなぜかジェーンの姿がありました

実はこれはアボットが考えた"おとり捜査"だったのです
5週間前にギャングのボス ジョン・アカルドが、違法賭博に絡んで
イライジャ・メイシーの殺害を指示したと思われる事件が起こるのですが
予想外に不起訴となったことで、陪審員の買収が疑われました
そこで、ジェーンが自らの大陪審を通して
どの陪審員が買収されているのか探る作戦だったのです

ジェーンはいつもの調子で「僕のこと売った?」と軽口をたたきますが
後からペテンだったと知らされたリズボンは
「私もカモの一人ってこと?!」
とジェーンに怒りをぶつけるのでした

大陪審で証言をすることになったジェーンですが
証言する代わりに、陪審員たちに語り掛け様子を探ります
そんなジェーンに「ここは私の法廷よ」と高圧的な態度に出た検事を見て
買収されてるのは彼女だとアボットに伝えます

しかし、検事と陪審員しかいない大陪審では
違法なことをしなくても、証拠不十分と匂わすだけで誘導できてしまうため
ジョン・アカルドと検事、両方を逮捕するため
メーシー殺しの証拠を探すことになります

アカルドにはイル・タヴォロ・ビアンコ(白いテーブル)と言うレストランにいたというアリバイがあったため
ジェーンとリズボンのことを気にかけていたアボットは
二人でそのレストランに偵察に行くよう指示を出します

店に着くと、リズボンはマーカスに諭されたようで、
ジェーンに怒ったことを謝るのですが
ジェーンも君には言っておくべきだった言い、仲直り
ワインリストを持ってきたアウレリオに「ギャングは何を飲むの?」と
いつもの調子のジェーンがガイドブックを見て来た風を装います

店で何かを感じたジェーンは、事件の証拠を見直し
裏地に穴の開いたコートが、被害者の物でないなら事件解決だ
と言い、アカルドを逮捕するため
「僕の殺害を指示させる」
と、アカルドに接触します

被害者のメーシーは賭博サイトを立ち上げたことで、彼の利益を奪ったとみなされ殺害されていることから
「僕が殺されるには 彼の持ち物を奪えばいい」
と、アカルドのフィアンセに近づきます
人をイラつかせる天才ジェーンの真骨頂
ジェーンはアカルドに殺害を決意させるのでした

アカルドはイル・タヴォロ・ビアンコに向かい
意味深に部下のコートをアウレリオに預けます
そして、アウレリオはそのコートを手に出かけて行き
ヒットマンと思われる男と接触します
尾行していたFBIが現場を押さえると、コートのポケットには
「パトリック・ジェーン」と書かれたメモが見つかります
アカルドは、アウレリオを通じて殺害指示を出していたのです

アカルドが逮捕されたことで、検事を買収していた証拠も見つかり、検事も逮捕されることとなりました。

一方、人身売買事件の方は、大きな進展はないままでしたが
誘拐された女性たちの証言から、みな血液検査をされていたことがわかります
ダニエラの手に書かれていたハートマークとも関係がありそうだと
チョウは検査キットの線を追います

そして、キットを発売していた企業の倉庫で
最初の被害者が残した言葉「弓と矢」のマークをワイリーが発見
検査キットのメーカーだとわかり、そのキットの購入者リストを追うことに
ワイリーが、購入リストの中に、2年前に閉鎖されたはずの医療センターを見つけ
チョウとアボットが捜索に向かいます

閉鎖された医療センターに入ると、最近使われた形跡があり
部屋を調べると、そこには臓器を抜かれた女性の遺体が並んでいるのでした

感想

いやぁおぞましい事件に発展してきました。
ダニエラちゃんの気持ちもわかりますが、
口ばっかり!とかチョウがめっちゃ怒られてる^^;
でも、よけいなことは言わず、必死の捜査を続けるチョウ、格好良いですね!
人身売買事件はまだ次回に続きます

今回は、アボットがいい仕事してくれましたね
「いつまで黙ってるつもりだ」とか言ってみたり
レストランに二人で行かせて
戻った時も「どうだった?」って聞いてみたりして♪
ジェーンは、完全に防御態勢ですけどね

リズボンに内緒で、ジェーンと作戦を進めてたのも、二人がすっかりいい仲間になってる感じはうれしい
けど、「ねぇ何で怒るの」じゃないのよ、ジェーン・・・
本当にリズボンがジェーンを心配する気持ちに関しては、全く空気を読めない、凡人ジェーンです

リズボンがマジで怒るときは、いつだって「私怖かったのよ」ってジェーンのこと心配してる時じゃないの
ぜひとも記録を読んで、どんな証言だったか確認してほしいものです
リズボンの広くて深い愛を感じられることでしょう

話しは冒頭の二人の会話に戻りますが
やっと「僕は残って欲しいけど」って言ってましたね
これは、「お気に入りの会話」でアップ予定なので、ついでにそこで語りますっ

11話のクリスタルとの「本気じゃないデート」でもそうでしたが
今回もブランディを作戦として誘う流れでは
「もし僕が送るなら カルティエだ」なんて色男ぶりを発揮してるのに
リズボンとレストランに行った時には「じゃ 何を言って欲しい?」
と気持ちを探り合う二人。もどかしいのぉ。

この回の展開はJisbon愛好家にとっては、切ないんですが
深読みして語りたい会話が多いです^^;

ラストのシーンは、あれがジェーンの精一杯ですかね
島から戻った時、リズボンを雇うよう要求したことを
私の気持ちを考えてないってリズボンに怒られちゃったから
今回は、リズボンの気持ちを優先しすぎて、自分はここに残って欲しいって言えないのかな
ぜーんぜん、お見通しじゃないじゃん
あの時だって、本当はうれしかったはずだし、今だって引き留めて欲しいんだよ~

アボットとそしてパイクの方が、リズボンたちより二人の気持ちをわかってますよね^^;
パイクはわかってるからこそ、ジェーンのいないDCに連れて行きたいんだろうなぁ

リズボンも、ジェーンがなんでカンノーリ持ってるのか考えて欲しいなぁ
取り調べのあと、つまり君たちがラブラブで帰った後!
ジェーンはきっと、アウレリオ夫人の様子を見に行ったんですよね
細かいことはうろ覚えですが、シーズン2あたりで、事件解決後に
入院してる被害者のところへ行って、ひっどいこと言って怒らせるけど、
それは外にいる奥さんに、彼の本心を聞かせるため、みたいなこともありました。

今回はその様子は映さなかったけど、何か言葉を掛けたからこそ
アウレリオ夫人もお手製のカンノーリ、くれたんだと思うのです
アボットがあれこれ言ってきたこともどこかで引っ掛かってはいたんでしょうし
カンノーリに後押しされて、リズボンと話しに来たら、パイクに出迎えられるとはっ!
そりゃぁ、「幸せになってくれ」以上のこと、言えないよねぇ・・・

君には幸せになって欲しいんだ
それが僕にとっても一番大事だ

リズボン、泣いてましたね。

次回も切ない展開です!

【カテゴリー】あらすじ・感想, シーズン62021.7.21

メンタリストS6-20 白いテーブルより:フレーズ紹介

The mentalist(メンタリスト) シーズン 6 第20話

IL TAVOLO BIANCO( 白いテーブル)

I plead the fifth.
「黙秘します」
I'm out on "bail".
ああ 今は"保釈中"
I'm pulling for you.
「可哀そうに」

I plead the fifth.

これは日常会話では絶対使わないフレーズだし
ドラマでもそんなに出てこないと思うんですが
このセリフがきっかけで、スクリプト勉強法を始めたので、外せないフレーズです

黙秘って英語でなんて言うの?と思って、英語音声に切り替え
10回聞いても何言ってるかわからず・・・
でも、どーしても知りたくてネットで調べまくるうち、スクリプトの存在を知ったんですよね~
こう言ってるとわかって聞いても、よく聞き取れないんですけどね・・・

なんで fifth 5番目なの?って話しですが
憲法修正第5条に黙秘に関する内容が載っているから
こういう表現になるそうです
日本語訳では「黙秘します」ですが、「修正第5条を行使します」みたいな

ちなみに、後半で「黙秘したわよ」ってセリフが出てくるんですが
I pled the fifth
と過去形で言ってました。

I'm out on "bail".

これも日常会話では使わないフレーズですが
bail 保釈 は犯罪捜査系のドラマではよく出てくる単語です

でも、これをピックアップしたのはフレーズそのものじゃなく
bailが ダブルクォーテーションで囲まれてるのがポイントです

実際に話しているシーンを見ると、ジェーンが「エアクオート」のジェスチャーをしています
顔の横か、やや上くらいで、両手でピースの形を作って、指を2回曲げるしぐさです
(文字で書くとわかりにくいので、ぜひドラマの中で注目して見てみてくださいね)

これ、日本ではほとんど見かけないジェスチャーですが、アメリカのドラマを見てると
時々、見かけるのでご紹介

その名の通り、エア(空中でやる)クオート(引用)で
単語や文節にカッコを付けたい時にするしぐさなので、
なんでカッコを付けたいのかによって、意味するところ変わってきます

例えば、「彼が”あのヤロウ”って怒鳴ってた」なんていう時
”あのヤロウ”なんてひどい言い方なので、
私が言ってるんじゃなくて、彼の言葉をそのまま引用してますよ
ってわかるようにしたり

相手が言ったことを、皮肉やからかうために繰り返す時に
「僕はもう立派な大人だもん!」「そうだね、”立派な大人”だね」
って感じで使ったり

今回の保釈のように、いわゆる保釈ってやつだねって感じで
意味深な感じを出したり、注意を引くために使ったりしています。
だから、フィッシャーも同じしぐさをしなが
「W-what does "bail" mean?」と聞き返しています
吹替では「なにこれ どういう意味?」とわかりやすくしてくれてました

初めてこのしぐさを見た時は、たまたま恋人が怒ってるって話しだったので
しばらく、頭に角が出てる「プンプン」ってしぐさなのかと思ってたんですよね~
知らない方も多いかなってことでご紹介でした

I'm pulling for you.

吹替では「可愛そうに」となっていましたが
文章の意味としては、「応援してるよ」とか、「成功を祈ってる」
ということだそうです
Google翻訳だと「私はあなたのために引っ張っています」と出てきますが(笑)

辞書でも「pull for」で支持する、声援する、成功するよう励ます
とありました
応援する、ということなら背中を押すイメージで push の方がピンと来るんですけどねぇ
命綱を投げて引っ張ってあげるって感じなのかな・・・

このエピソードでは、大陪審のことを聞いたパイクが、もちろんおとり捜査とは知らずに
ジェーンに言ったセリフです。やっぱ良い奴です

【カテゴリー】ドラマは3文の得, シーズン62021.7.20