空港の警備室のようなところに連行されたジェーンが、放心した感じで座っているところにリズボンが現れるラストシーンから
Lisbon
Hey.
ジェーン
Jane
Hi.
やあ
Lisbon
This is another fine pickle you've gotten yourself in, huh?
今回もまた、身から出た錆ってところね
Jane
Eh, I've seen worse, pickle-wise.
いやぁ、これくらいなんてことない
Lisbon
Yes, you have.
えぇ、でしょうね
Lisbon
How's the ankle?
足首はどう?
Jane
Oh, it's fine.
大丈夫だ
Jane
You didn't go to D.C.
DCへ行かなかったの?
Lisbon
No.
やめた
Lisbon
Did you mean what you said?
あの言葉って本心?
Jane
Yes, I did.
あぁそうだよ
Lisbon
Good.
良かった
Jane
Just to be clear, we're talking about pickles, right?
今の「身から出た錆」の話だろう?
Lisbon
No. No. The other thing.
違う それじゃないほうの言葉
Jane
Oh, that.
あぁ、あれ
Lisbon
This is no joking matter.
もう冗談じゃすまないの
Jane
Yes.
わかってる
Jane
I meant what I said, every word of it.
あの時言った言葉は全て本心だ
Lisbon
Good.
良かった
Lisbon
Because I feel the same way.
私も同じ気持ちだから
Jane
Well, that's lucky.
良かった
Jane
What about pike?
でもパイクは
Lisbon
He'll understand.
わかってくれる
Lisbon
Say it again.
また言ってよ
Jane
Say what again?
何を言うの?
英語のはなし
スクリプトを知るきっかけになったのは、リズボンの「黙秘権を行使します」ってセリフでしたが
この会話の「ピクルス」もスクリプトを使って英語学習しようって思わせてくれたセリフの一つです
なんかピクルスって聞こえたけど???ってなったんですが
やはりあの酢漬けのピクルスと同じ単語でした
野菜をお酢に漬ける感じに、トラブルにどっぷり浸かった感じを重ねているようで
口語では「困った立場、窮地」という意味があるそうです
シーズン6の12話でも同じ意味で pickle が使われていました
pickle-wise : -wise で~的に、~に関して という意味があって
time-wise 時間的に、という感じで使うそうなので、ここでは「窮地に関してはもっとひどい目に合ったことがある」ということで「これくらいなんてことない」という訳になるようです
mean : 本気
以前とりあげた時とはまた違う意味の mean が出てきました「本気」
いろんな使われ方をする mean ですが、「意味」「意地悪」「本気」など、どれもそれなりの頻度で出てくるので、だんだん慣れてきました
でも守備範囲が広すぎる単語なので、まだまだ私の知らない mean が出てくるんでしょうねっ
お気に入りポイント
このシーンに関しては英語で「感情がなさすぎる」みたいな感想が書かれてるのを見かけたんですが
私はこの押さえた感じ、好きなんですよね~
フラれた状態ではあるけど、想いを伝えることはジェーンにとって必要なことだったし
落ち込む気持ちと達成感が打ち消しあうというか
しかも、飛行機までリズボンを追いかけて行って、告白するなんてアドレナリンかなんかが分泌されまくりだったはずだし
やっぱり放心状態というか、力尽きて妙に落ち着いた状態になるのが自然かなって思うんです
英語の勉強で何度か見返していると、小さな動きだけどいろいろな感情がちゃんと表現されてるんですよね~
そして、足を怪我したからソックスポイント!あの靴下をはいてるのがわかります
これまで色々あったジェーンだから、幸せになってくれてうれしい(^^)
これでシーズンフィナーレを迎えましたが、シーズン7もあるので、引き続き、お気に入りの会話もふくめて更新していきまーす
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