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メンタリストS7-1 どこまでも続く青い空:お気に入りの会話「彼女に偉そうにするな」

The mentalist(メンタリスト) シーズン 7 第1話

NOTHING BUT BLUE SKIES( どこまでも続く青い空)

ボウリング場で聞き込みをしている際
被害者が潜入捜査官だったことを隠していたら、聞き込みしても埒が明かない
とリズボン達がスパックマン(Ken)に抗議しているシーンより

Ken

I can't help you there.

Cho

You're gonna have to.

Lisbon

I understand you want to protect your investigation, but this is a waste of time.

Ken

I thought you guys were some innovative team that was capable of working outside the box, so what is with your whining?

Jane

Don't talk to her like that.

Lisbon

We are not whining.

Ken

Yeah, it sounds like you're whining.

Jane

You don't have to talk to her like that.

Ken

Hey. Back off.

Jane

I won't back off. You needn't talk to her like that.

英語のはなし

outside the box : 頭を柔らかくして考える、とか型にはまらない、という意味のフレーズです

what is with ~ : ~なんてどうしたの、どういうわけ?
このシーンのように、イラついた感じでも使われるし
S6-11でも「So what's with the wedding ring?(この結婚指輪はどういうこと?)」と
出てきたように、単に疑問に思った時にも使うようです

needn't
メンタリストだと、たぶんジェーンのセリフで何回か出てきてるんですが
調べると、イギリス英語だとか、don't needと意味は変わらないとか
ちょっと古い言い方で、今はあまり使わない、という情報が出てきます
文法的には don't need とはニュアンスが異なり「実際にそうしたけど、そうする必要がなかった」というニュアンス
という解説もありました。
今回のセリフではこの説明が一番しっくりきました

お気に入りポイント

「君たちは経験豊富なチームだし」のところでは
小馬鹿にしてるのか、「まあねぇ」という気持ちなのか
笑顔を見せてたジェーンですが、すぐ後の「駄々をこねるな」発言で
サッと真顔に変わって言い返すのが良いですね~
スパックマンが態度を変えるまで「彼女に偉そうにするな」って言い続けてて
いやぁあんなことされてみたいわ~

まぁ今回は、僕のリズボンに酷いこと言うな!ってことですけど、それ以外でも
ジェーンは作戦の一環とは言え、スパックマンより酷いことを言うことがあるくせに
他の人が無礼な態度を取るとめっちゃ怒るんですよね
たまに「人の事 言えるの?」って思っちゃいます(笑)

というわけで、ナイトなジェーンがお気に入りのシーンでした~

【カテゴリー】お気に入りの会話集, シーズン72021.8.18

メンタリストS7-1 どこまでも続く青い空:お気に入りの会話「ハグしておくれ」

The mentalist(メンタリスト) シーズン 7 第1話

NOTHING BUT BLUE SKIES( どこまでも続く青い空)

リズボンがDC行きをやめた後の、最初の事件捜査のシーンから
この会話は映像で見ないと、流れがわかりにくいので状況説明入りにしました

Jane

Hey, Cho.

Jane

Give me some sugar, baby. Mm-hmm.

(ジェーンがチョウにハグ)

Jane

There we are. Mm-hmm.

Jane

Looking good.

Cho

Thanks.

Jane

Hey, Lisbon.

Lisbon

Jane.

Jane

Look good, too.

Jane

Got some pecan nuts. You want some?

Cho

Um, no.

(調査のために手袋をしている手をヒラヒラさせて「ムリ」ってアピール)

Jane

I could...

(ナッツを持って口に入れてあげようかってジェスチャー)
(チョウが首を振って断ると、ジェーンはリズボンの方を見て・・・)

Jane

You?

Lisbon

No, thanks.

Jane

Okay. More for me.

(中略)

Lisbon

That went okay, huh?

Jane

Yeah, I thought it went very well.

Jane

I'm gonna head back to the office.

Jane

Uh...See you later.

Jane

What is that in your pocket?

Lisbon

What?

(リズボンのポケットに折り紙が入っている)

英語のはなし

Give me some sugar, baby. : これは、親が子供に言う定番フレーズのようです
寝る前にさあキスして、なんて言うシーン見かけますが
そんな時に言うようです
sugarがキスとはハグを指しているのだとか

お気に入りポイント

珍しく、チョウがジェーンの熱いハグに耐えてるのがカワイイですね
されるがまま(笑)
二人は兄妹同然だ、と言ってたチョウだけど
リズボンに必要事項だけ確認して、詳しくは聞かないチョウだけど
今日はジェーンが浮かれてるのもわかるぜってことでしょう

特に難しい言い回しもない、単なる「好きなシーン」ですが
ぜひピーカンナッツの袋に注目して見てみてください

ナッツをポーンと投げて食べてみたり
みんなにナッツをすすめてみたり、めっちゃご機嫌なジェーン(笑)
途中まで手に持ってバリバリ食べてましたが
本部に戻るよって言った時には、もう持ってません

撮影時にカットが入ったりしてるうちに小物がなくなったり
ちょっとしたミスが出ることもあるので、最初それかなと思ったんですが
リズボンのポケットに入ってた折り紙の鳥(?)をよく見ると
ピーカンナッツの袋と同じ色合いなんです

いや、あの短時間でさすがに折れないでしょって思ったけど
どうやらあの袋で折ったと思われます
みなさんすぐそのことに気づきました?
私は何回か見てよーやく気づいたので、トリビア面して紹介です

あと、折り紙と言えば、シーズン1の1話にも出てきたので、なんか感慨深いですね~

それにしても、こんなにあからさまに浮かれてるのに
自然だったと確認しあってるのが、バカップルっぽくて最高でした

【カテゴリー】お気に入りの会話集, シーズン72021.8.17

メンタリストS7-1 どこまでも続く青い空:お気に入りの会話「良い天気だ」

The mentalist(メンタリスト) シーズン 7 第1話

NOTHING BUT BLUE SKIES( どこまでも続く青い空)

シーズン7の1話目、冒頭のシーンの会話から

Lisbon

Hey.

Jane

Your coffee.

Lisbon

Thank you.

Jane

It's a beautiful day. You want to sit out here?

Lisbon

Yeah, you can just push all that stuff to the side.

Lisbon

It's going in the garage.

Jane

I'll take it around there in a minute.

Jane

It's a lovely day.

Lisbon

Yeah.

Lisbon

Should think about getting you a key to this place, huh?

Jane

Well, that's a step.

Lisbon

Yeah.

Jane

Uh, it would make things easier.

Jane

Well, what do we have in here?

Jane

Hmm?

Jane

Vintage car.

Jane

Well, that should definitely be garaged.

Jane

You don't really strike me as a vintage-car kind of girl.

Lisbon

It was a graduation gift from my grandfather.

Lisbon

I think it was his favorite.

Lisbon

Thank you for helping move all this.

Jane

It's my pleasure.

Lisbon

It's been nice.

英語のはなし

strike A as B : AをBだと印象付ける

このエピソードでもう1回出てくるイディオムです

お気に入りポイント

このセリフの前、ジェーンがジョギングしてる人に「おはよう」って言ってみたり
空を見上げて「ん~幸せ」って感じで歩いてたり
「It's a beautiful day.」「It's a lovely day.」と2回も良い天気って言ってたり(笑)
とにかくジェーンのハッピーさが出ていて大好きなシーンです

男女バディ物で、ようやくカップルになった後の最初のシーンがこれっていうのも
メンタリストらしくて良いですよね~
なに、この高校生のカップルみたいな感じ(笑)
家の前に座っておしゃべりなんて、可愛すぎる!

ちなみに、ソックスポイントがありました。例の靴下をジェーンが履いてます♪
シーズンが変わると小道具も変わってしまうことも多いので
履いててくれてうれしい♪

【カテゴリー】お気に入りの会話集, シーズン72021.8.16

メンタリストS7-1 どこまでも続く青い空より あらすじ・感想

The mentalist(メンタリスト) シーズン 7 第1話

NOTHING BUT BLUE SKIES( どこまでも続く青い空)

※ネタバレを含みますのでご注意ください

朝、ジェーンがリズボンの家を訪ねるシーンから
シーズン7が始まります

仲良くジェーンとおしゃべりしているリズボンのもとに
アボットから電話が入り、現場へ向かうことになります

現場に着くと、地元警察が扱うような殺人事件に見えましたが
実は被害者ジェレミー・ガイストはFBIの潜入捜査官で
ATFとの合同捜査で、軍から銃器を盗んで密売している売人を
見つけるために、潜入していたのです

合同捜査班から来たスパックマンは
別の人間を再度送り込むからガイストのことは口外しないように指示します

しかしスパックマンはジェーンが嫌いなタイプの横柄な捜査官
初対面の段階で「雰囲気からして彼が犯人かも」と言う始末

取引場所になっているとみられるボーリング場での捜査を始めますが
ガイストの正体を隠したままでは拉致があかない
とスパックマンへのイライラが募っていたジェーンは
勝手にガイストの正体をばらして、微表情から売人をバーテンダーのティッシュだと言い当てるも
ティッシュは逃走してしまうのでした

さすがに「ちょっと軽率だったかもね」と
認めたジェーン、まだ続きそうなお説教から新人ヴェガの登場で救われます

お説教から解放されたジェーンは、ガイストのアパートへ向かいます
そこでベットの足元の常夜灯に気づき
さっそくヴェガに「ガイストの心理テストの結果を手に入れて」とお願いします

ティッシュの身柄は確保したものの
スパックマンの言っていた通り
ジェーンが指摘したから、という理由だけでは
ティッシュも銃を盗んでいる連中の情報を話さず
釈放は時間の問題となってしまいます

一方ジェーンは、これまで通り一人でこっそり
ガイストの心理テストの結果を読んでいました
そこにリズボンが現れ「もうギリギリまで私に隠す必要はないのよ」
と言われ、一瞬戸惑いを見せたものの
あの常夜灯は、子供のころのトラウマだと、リズボンに説明します

ガイストは子供のころ、友達の家に遊びに行った日に
その友達が誘拐され殺されると言う経験をしていたのです
ガイストがその事件を担当していた刑事に電話もしていたことから
その時の犯人と出くわしたせいで殺されたのかも
というジェーンの説を、リズボンがチームに説明します

しかしアボットは、まだ根拠が弱いうえ、
ティッシュの釈放を回避する方が先決と判断します
ティッシュがこのまま釈放されてしまえば
我々(というかジェーン)のせいで、この事件は幕引きになってしまうからと。

チョウが、ティッシュは売り物をどこかに隠しているはずだから
それを見つければいいと提案したところに
ジェーンが金槌を持って現れます
「これで ティッシュとガイスト殺害犯をくぎ付けにする」と

ティッシュを連れてボウリング場へ行くと
外で金槌を持ったワイリーが待機する中
ジェーンがティッシュの表情から、売り物の隠し場所を言い当てます
チョウがティッシュを連行していくのですが
ジェーンは誘拐事件も解決する、と捜査を続けます

ところが、外からは銃声とともに「銃を奪われた!」というチョウの声
外ではワイリーが楽しそうにガラスを割って、演技中です

その場にいた人たちを、キッチンに隠れるよう誘導しますが
ボーリング場のオーナーだけ、こっそりと抜け出し
隠してあった銃を回収に向かいます
そこに、チョウが現れ「それでガイストを殺したんだな」と逮捕となりました

ガイストは当時、犯人が怒鳴る声を聞いていて
ある日、オーナーが怒鳴った時の言葉で
誘拐犯だと気づいたのでした
そして、バレたことに気づいたオーナーは
証拠などないとわかっていても不安で、ガイストを殺してしまったのです

一方、ティッシュの方はというと
さっき出て来た銃は、ジェーンの作戦で仕込んだものでしたが
今度こそ、ティッシュの表情から保管場所をジェーンが探すことになります
近隣のマップから、じわじわと範囲を狭められ
ティッシュは観念して、取引に応じることになるのでした

事件解決、とカウチの方に戻って来たジェーンは
リズボンのデスクのところにいるパイクと出くわします
髭を生やしたパイクは
僕は彼女が望むなら家も家族も準備してた
君は彼女に何を与える?君という存在以外
とジェーンに問いかけます
そこにリズボンが戻ってきて、気まずい雰囲気の中
会えてよかったと分かれます

パイクの問いかけへの答えはまだないジェーンでしたが
用意しているものがある
と、外のキャデラックを見せます
リズボンがおじいちゃんからもらった模型と同じ車を
1日借りたんだと、二人で出発進行!

感想

シーズン7になりましたね~。ファイナルシーズンです(T T)
2人がカップルになったことは賛否両論あると思いますが
私は完璧なる肯定派なので、その方向で語っております。
ちなみに、カップルになると、やたらとラブシーンが増えるドラマもありますが
良くも悪くも(?!)メンタリストは、そうはならなかったのでご安心ください

このエピソードは語りたいことがたくさんありすぎる~
お気に入りの会話も3個くらいあるので、
会話の紹介と共にそちらで語ります(笑)

キャストが入れ替わり、フィッシャーが降板して
新人のミッシェル・ヴェガが登場します
設定として面白いなと思ったのは、フィッシャーは
お母さんが倒れたから、看病も兼ねて転勤になったそうですが
行先がシアトル(ワシントン州)でした
リズボンがFBIに入る前にいた州に、バージニア出身のフィッシャーが異動になっちゃいました

面白いと言えば、スパックマンとジェーンのやり取り!
ジェーンはシーズン7になっても、嫌いなタイプに容赦ないです
私はどこか憎めないですけどね、スパックマン

スパックマンにまくしたてられて
実際、さすがにやらかしちゃってたから
ジェーンも珍しく「ちょっと軽率だったかも」と非を認めていましたね~
そして、ヴェガが来たのでお茶をにごそうとしてる(笑)

新人さんが来たことで、ジェーンの変人ぶりが久しぶりにフィーチャーされてます
「シャツの人」とか「なぜジェーンさんが仕切るんですか」とか
あー、そうだよね、気になるよね。うん、・・・そのうち慣れるよ!

あと、リズボンが「もう隠さなくて良いのよ」って言ったシーン
二人の関係が変わったことで、捜査の仕方にも少し変化が現れる
というメッセージって感じでしたね

しかし、付き合ってることをとりあえず秘密にするって(笑)
いや、バレバレでしょうよ
結婚するかもって流れで出て行ったのに、ジェーンが追っかけて行ったら
行くのやめて帰って来たんですよ?!
みんな「え?あ、秘密ってことになってるんですね。はいはい。了解です」
ってなところでしょうね。

いやぁ、ニヤニヤが止まらないエピソードでした

【カテゴリー】あらすじ・感想, シーズン72021.8.14

メンタリストS7-1 どこまでも続く青い空より:フレーズ紹介

The mentalist(メンタリスト) シーズン 7 第1話

いよいよファイナルとなるシーズン7に突入です
終わって欲しくないよぉ、と思いながらも、使えるフレーズ探していきましょ~

Where you headed?
どこへ行くんだ
There's no such thing ( as psychics).
そんな(サイキックなんて)ものないよ
It's a 1930 cadillac v-16, mint condition.
1930年式キャデラック V型16気筒(新品同様だ)

Where you headed?

エレベーター待ちのジェーンのところにアボットが来て言ったセリフです

are が省略されてて、本当は
Where are you headed?
似た言い方で
Where are you heading?
という使い方もできます

頭がどこへ向いてるのって感じで、どこかへ行く、という
言い回しになるそうです

head にこういう言い方がある、と分かってみると
I'm headed ~ 「~へ向かう」という使い方も入れると、頻出表現でした

There's no such thing ( as psychics).

ヴェガがチョウに「(ジェーンは)サイキックだったそうですね」
と聞いた時のチョウのセリフです
There's を省略して no such thing と言う時もあります

また、「そんなものは」じゃなく、具体的に「サイキックなんてものは」と
言いたい時は、後ろに as を付けて言うので、
There's no such thing as psychics.
メンタリスト的には頻出フレーズです

ちなみに、as の後の名詞を変えれば、いろいろ応用ができるようで
There's no such thing as a free lunch.
ということわざもありました
日本語だと、「ただより高いものはない」

It's a 1930 cadillac v-16, mint condition.

リズボンがおじいちゃんからもらったヴィンテージカーの模型を見たジェーンが
後で本物のキャデラックをレンタルしてきた時のセリフです
やることが洒落てる~

これは、最後の「mint condition」がポイントで取り上げたフレーズです

吹替のセリフでは「1930年式キャデラック V型16気筒」と
無視されてたので、ミント色ってこと?って思ってたんですが
出て来た車が、絶対ミント色じゃないんですよ(笑)

そこで調べてみると、中古品などでよく言う
美品、とか新品同様
という意味でした

mint は、名詞だと植物のハッカの意味があって
アイスの上などにちょこんとのってる、あのミントのことなんですが
他にも、「造幣局」とか、動詞で「鋳造する」という意味もあって
鋳造されたばかりのようなコンディションですよ
という意味なんだそうです

いやぁ、あのキャデラックがミント色と言えなくもない色だったら
絶対調べなかったので、面白い出会いのフレーズでした~

【カテゴリー】ドラマは3文の得, シーズン72021.8.13