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メンタリストS6-22 青い鳥:お気に入りの会話「また言ってよ」

The mentalist(メンタリスト) シーズン 6 第22話

BLUE BIRD( 青い鳥)

空港の警備室のようなところに連行されたジェーンが、放心した感じで座っているところにリズボンが現れるラストシーンから

Lisbon

Hey.

Jane

Hi.

Lisbon

This is another fine pickle you've gotten yourself in, huh?

Jane

Eh, I've seen worse, pickle-wise.

Lisbon

Yes, you have.

Lisbon

How's the ankle?

Jane

Oh, it's fine.

Jane

You didn't go to D.C.

Lisbon

No.

Lisbon

Did you mean what you said?

Jane

Yes, I did.

Lisbon

Good.

Jane

Just to be clear, we're talking about pickles, right?

Lisbon

No. No. The other thing.

Jane

Oh, that.

Lisbon

This is no joking matter.

Jane

Yes.

Jane

I meant what I said, every word of it.

Lisbon

Good.

Lisbon

Because I feel the same way.

Jane

Well, that's lucky.

Jane

What about pike?

Lisbon

He'll understand.

Lisbon

Say it again.

Jane

Say what again?

英語のはなし

スクリプトを知るきっかけになったのは、リズボンの「黙秘権を行使します」ってセリフでしたが
この会話の「ピクルス」もスクリプトを使って英語学習しようって思わせてくれたセリフの一つです
なんかピクルスって聞こえたけど???ってなったんですが
やはりあの酢漬けのピクルスと同じ単語でした
野菜をお酢に漬ける感じに、トラブルにどっぷり浸かった感じを重ねているようで
口語では「困った立場、窮地」という意味があるそうです
シーズン6の12話でも同じ意味で pickle が使われていました

pickle-wise : -wise で~的に、~に関して という意味があって
time-wise 時間的に、という感じで使うそうなので、ここでは「窮地に関してはもっとひどい目に合ったことがある」ということで「これくらいなんてことない」という訳になるようです

mean : 本気
以前とりあげた時とはまた違う意味の mean が出てきました「本気」
いろんな使われ方をする mean ですが、「意味」「意地悪」「本気」など、どれもそれなりの頻度で出てくるので、だんだん慣れてきました
でも守備範囲が広すぎる単語なので、まだまだ私の知らない mean が出てくるんでしょうねっ

お気に入りポイント

このシーンに関しては英語で「感情がなさすぎる」みたいな感想が書かれてるのを見かけたんですが
私はこの押さえた感じ、好きなんですよね~
フラれた状態ではあるけど、想いを伝えることはジェーンにとって必要なことだったし
落ち込む気持ちと達成感が打ち消しあうというか
しかも、飛行機までリズボンを追いかけて行って、告白するなんてアドレナリンかなんかが分泌されまくりだったはずだし
やっぱり放心状態というか、力尽きて妙に落ち着いた状態になるのが自然かなって思うんです
英語の勉強で何度か見返していると、小さな動きだけどいろいろな感情がちゃんと表現されてるんですよね~

そして、足を怪我したからソックスポイント!あの靴下をはいてるのがわかります

これまで色々あったジェーンだから、幸せになってくれてうれしい(^^)

これでシーズンフィナーレを迎えましたが、シーズン7もあるので、引き続き、お気に入りの会話もふくめて更新していきまーす

【カテゴリー】お気に入りの会話集, シーズン62021.8.6

メンタリストS6-22 青い鳥:お気に入りの会話「告白」

The mentalist(メンタリスト) シーズン 6 第22話

BLUE BIRD( 青い鳥)

足を痛めながらも、リズボンが乗った飛行機になんとか乗り込むことに成功したジェーンの告白
かなり長いですが・・・どうぞ~

Jane

There you are.

Lisbon

What are you doing here?

Jane

There's something I need to say.

Lisbon

I don't want to see you. Go away.

Jane

You're right. You're right.

Jane

I-I have forgotten how to act like a normal human being.

Jane

And I play games and I lie and I -- And I trick people to avoid the truth of how I feel.

Jane

And the idea of letting anyone close to me is -- is -- is terrifying, for obvious reasons.

Jane

But the truth, Teresa, is that I can't imagine waking up knowing that I won't see you.

Jane

The truth is...

Jane

I love you.

Jane

Whew!

Jane

You can't imagine how good that feels to say out loud, But it scares me...

Jane

And it is the truth.

Jane

It is the truth of what I feel.

Lisbon

It's too late.

Lisbon

Jane, it's too late.

Jane

Maybe.

Jane

And I understand.

Jane

That's okay.

Jane

I needed to get to this, and you deserve to hear it.

警備員

Put your hands in the air right now. Do it!

Jane

I love you, Teresa.

Jane

And it makes me happy to be able to say that to you.

Jane

I love her.

Jane

That woman in 12b -- I love her.

Jane

You take care of her.

Lisbon

I'm sorry.

Lisbon

That was embarrassing.

隣の女性

Oh, shush, honey.

隣の女性

Every woman on this plane is green with envy.

英語のはなし

自分でスクリプトを見て訳そうと思ったら、難しいセリフが多いんですが
単語的にはさほど難しくないのが、英語学習の難しさを物語っている会話です
for obvious reasons なんて「明らかな理由で」としちゃったら、ちーっともロマンチックじゃない(笑)

need to get to ~ : ~する必要がある

green with envy : ひどくうらやましがる、ねたむ
これ、単なる「envy(うらやましい)」ではなく
うらやましすぎて顔色が緑色になっちゃうくらいうらやましいと言うことだそうです
青ざめると言う感覚に近いと思うんですが、不思議な表現ですよね
テレビを見てる女性もみんな緑色になっちゃうくらいうらやんでるよ~

お気に入りポイント

いや、もう、リズボン(テレサって呼ばれてましたが♪)・・・このセリフに対して「遅すぎたわ」って!心強すぎっ
確かに、アパートも引き払い、荷物も全部送って、転属も決まってて・・・もっと早く言ってくれよって気持ちはわかりますけどね、待ちに待った告白だったはずなのに

まぁ、犯罪捜査ドラマということで、ロマンス色を強くしすぎないための配慮なのかもしれません

気になったのは「12のB」のセリフです♪ ちょっと、シャーロック・ホームズへのオマージュ感ありませんか??
ホームズと言えばベーカー街 221Bだから、21のBだと完璧だったんですけど、似た感じの数字だったのでホームズ好きとしては反応しちゃいました

警備員さんに連れて行かれちゃったり、ユーモラスなところもありつつも
ジェーンが軽口をたたかずに本音を言ってるのが、良い!
レッドジョンを追い続けた年月、島にいた2年間、そして戻ってきてからの数か月、すべてがあっての「僕は君にもう会えないとわかってて 生きることなんかできない」だなぁと感慨深いです。
だからこそ、恋愛感情的な「好き」じゃなく、いきなり「愛してる」なのが自然に感じました。

あと、当然もう一つ、ラストシーンもお気に入りの会話なので、別でアップしま~す

【カテゴリー】お気に入りの会話集, シーズン62021.8.5

メンタリストS6-22 青い鳥:お気に入りの会話「結婚なんかしないわ」

The mentalist(メンタリスト) シーズン 6 第22話

BLUE BIRD( 青い鳥)

被害者の夫ドンに話しを聞きに行った際、娘のクリスと再婚相手のメーガンがもめて、そそくさと立ち去るジェーン達
外に出ても旦那さんにわめいてるのが聞こえてきて・・・というシーンから

Lisbon

We need to talk to Wes Baxter.

Jane

Okay.

Jane

Married life, huh? Whoa.

Lisbon

Yep.

Jane

I mean no disrespect to your marriage.

Lisbon

I'm not getting married.

Jane

Well, you're moving to a new state with a man.

Jane

Basically, you're getting married, in effect.

Jane

I mean, lucky you've had all that time to get to know him -- weeks and weeks.

Lisbon

Months.

Jane

A month, even.

英語のはなし

単語やフレーズはさほど難しくはないのですが
私は「結婚」関連の単語がすぐにごちゃごちゃになっちゃいます

marriage :(名詞)結婚

married :(形容詞)結婚している
get married 結婚する
married life 結婚生活

marry : (動詞)結婚する
動詞があるのに、get +形容詞のmarried も使うから混乱しちゃうんですよね

disrespect : 軽視、無礼

in effect : 事実上、要するに

all that time : (その時間中)ずっと、いつも

お気に入りポイント

ジェーンが「結婚って大変そう」って独身貴族(死語?)が皮肉で言いそうなセリフ言ってますけど、あなた結婚してたでしょうよ!とツッコミ入れたくなりました(笑)

あと、ジェーンの「引っ越す」っセリフを直訳したら「新しい州に男と一緒に引っ越すんだ」からの「事実上 結婚するのと変わらない」と言ってるんですよね
ジェーンが島から戻った時、リズボンはワシントン州からテキサス州に引っ越してきてるんだよ~これも「新しい州に男と一緒に引っ越した」じゃんってニヤっとしちゃいました

【カテゴリー】お気に入りの会話集, シーズン62021.8.4

メンタリストS6-22 青い鳥【考察】ジェーンはいつ予約したの?

The mentalist(メンタリスト) シーズン 6 第22話

BLUE BIRD( 青い鳥)

本当、どーでもいいことなんですが、私はブルーバードロッジの予約を
ジェーンがいつしたのか、が気になって仕方ありません
というのも、英語の勉強でスクリプトを読んでいて、意味が分かりにくい文章があって
それがリズボンのセリフです

Two days before the letter even arrived?

手紙が届いたのは、この会話の前日で、その二日前が「先週」なの??
と疑問が湧いてきて、検証スタートです

まずは時系列に関わるセリフを抜粋

【大学での事件の時】

Cho

She's leaving Austin in a week, next Friday.

Jane

She's leaving a week from Friday?

Jane

That's only 10 days.

【手紙が届いた時】

字幕

Several Days Later

Abbott

This letter was sent to chief agent Shultz by U.S. Mail, arriving an hour ago.

Lisbon

I'm supposed to leave for D.C. Tomorrow.

【マイアミ 1日目】

Lisbon

It's a full moon tomorrow night.

【マイアミ 2日目】

Lisbon

Tell me something -- how is it possible that you booked the rooms here last week,
Two days before the letter even arrived?

セリフから考えてみる

便宜上、大学での事件が発生した日を 1日(火)とします
そうすると、セリフからはっきりしている「リズボンが金曜に出発する」を中心に考えるとケース1の時系列になって、予約したのが「先週」じゃなくなってしまいます。

日付曜日ケース1ケース2
1大学の事件発生大学の事件発生
2  
3  
4  
5 予約
6  
7 手紙到着
8予約満月:リズボン出発日
9  
10手紙到着 
11満月:リズボン出発日 

そこで、手紙が届く二日前が「先週」になるようにするとケース2のようになって
手紙が届いたのは、月曜(か火曜日※)となります

その場合、火曜日(か水曜日※)が出発予定日となり
金曜日の出発じゃないじゃん!ってなっちゃうのです
※週のスタートを月曜とするか日曜とするかで、1日ずれるため

いやぁ、本当にどーでも良くない?って話ですが(笑)
このエピソードで、「来週の金曜日」、とか「何日前」という表現か出てきて
英語の勉強になるなって思ったのですが
知らないフレーズ、ちょっと意味がわかりにくいフレーズがあったので
時系列で並べて、理解を深めようとしていたら、かえって混乱するハメになってしまいました

そんなわけで、私が勝手に導き出した結論は
チョウの「来週の金曜日に出発する」というネタがガセだった
もしくは、予定が変更になって火曜日に出発することになったので
ケース2のスケジュールで進んだ、となりました。

スケジュールに関する英語の話し

字幕で出ていた「several days」これも、学習者にとってははっきりしないところですが
字幕訳の通り「数日」って習いましたよね
日本語でも曖昧な言い方ですけど、数日といったらなんとなく2~3日を想像しませんか?
しかし、英語の数日にはいくつか言い方があって
couple days 2日
a few days 3~4日
several days 5~6日
いくつかのサイトを見てみて、こんな感じで長さに違いがあるようでした
もちろん人によって違いはあるはずですし、話しの内容によっては深く考えずに、選んでいる可能性は高いですが
英英辞書で調べると several は more than a few と書いてあったので
ネイティブの人にとっては、few よりは several の方が多いという認識があるようです
その点から見ても、やはりケース2のスケジュールの方が自然な気がしますね

結局、無視することにしたチョウの「金曜日出発説」ですが
チョウの話しでは「next Friday」ということで
その週の金曜日(4日)のことなのか、来週の金曜(11日)のことなのかが曖昧でした

そこでジェーンがはっきりさせるために
She's leaving a week from Friday?
と確認しています。
このフレーズが、私は初めて見たので調べたところ
next Friday(もちろん別の曜日でも良いですが)の曖昧さを解消するために
a week from Friday と言うことで、「来週の金曜日」と明確に伝えられるそうです

それから、リズボンの
Two days before the letter even arrived?
手紙が届く二日前でしょ

私は最初、このスケジュールの矛盾を解決したくて
「二日前に手紙が届いたのに」とも解釈できるのかなって思ってました

でも、before と ago の違いがはっきりしなかったので、これも調べたところ
before や later は、「ある時点よりも」前、後と言いたい時に使うそうです
つまり、今現在ではなく「手紙が届いた時点」から見て「二日前」なので、まさにリズボンの吹替のセリフ通りの意味になるわけです
知っている気になっているbeforeも、ちゃんと理解できていないんだなぁと痛感します。。

ちなみに、「手紙が届いたのが二日前説」は、すでに英文法的に否定されてますが
リズボン達の服を確認すると、手紙が届いた当日にマイアミに移動し
そのまま、あの暗号も解読していて、明日が満月、と言ってるので
やっぱり、このセリフを言った時点から見て、手紙が届いたのは「昨日(1日前)」なんですよねぇ

しかしジェーンは、アボットのチームに回って来そうな未解決事件を探して
解決できそうな作戦を考え、
素敵なホテルを探して、それが答えになる暗号を作り
ホテルの予約やドレスのこともお願いするというのを、約4日でこなしたわけですよね
やはりこれは愛です(笑)

でも、この作戦、逆にバレなかったらどうするつもりだったんでしょうね
一緒に暗号を解いて、事件を解決して
ステキなホテルでディナーを共にしたって、告白する気はなかったはずです
それとも良い雰囲気の中、ジェーンの話術で「DCに行っても退屈だから、やっぱりここで働くわ!」と思わせる予定だったのかな

そっちバージョンも見ていたかったけど、何はともあれ、雨降って地固まる。
終わりよければすべてよし!ということで
検証終了で~す

【カテゴリー】深掘り!考察コーナー, シーズン62021.8.3

メンタリストS6-22 青い鳥より あらすじ・感想

The mentalist(メンタリスト) シーズン 6 第22話

BLUE BIRD( 青い鳥)

※ネタバレを含みますのでご注意ください

大学の学生寮で事件が発生し、チョウと捜査に向かったジェーンでしたが
チョウから、リズボンがDC行を決めたことを知らされ、気もそぞろに
それでも、犯人は遺体を発見した学生全員だと、事件だけは解決し
そそくさとその場を立ち去ります

そして数日後、明日リズボンがDCへと出発するという日に
FBIの支局長あてに手紙が届きます
5年前にマイアミで殺害されたグレタ・デジョリオという著名人の事件絡みで
犯人と思われる人物からの、殺しを再開するというメッセージでした

「以下の言葉に十分留意しろ 752 598 h is m key o」
という暗号も書かれていて
アボットのチームは全員、異動も休暇も延期して対応することになります
リズボンも例外ではなく、ジェーンと共にマイアミへ向かうことに

マイアミ到着後、さっそく被害者の夫であるドン・デジョリオと娘のクリスに
話しを聞きに行くのですが、当時、犯人扱いされたドンは
弁護士のテッド・ランドルフを同席させています
ジェーンは、手紙は犯人からではなく、復讐を企む人物が送ったものだと言うのですが
ドンは「時間のムダだ、犯人はウエス・バクスターだ」と主張します
当時、隣に住んでいてグレタのストーカーをしていたというのですが
娘のクリスは「良い人だったと」と反論
リズボン達は、ウエスに話しを聞きに行くことにします

一方、チョウとフィッシャーはグレタのビジネスパートナーだったモニカに事情を聞きにいき
当時は、彼女の名誉のために黙っていたけれど
彼女は不倫をしていたという情報を手に入れていました

リズボン達がウエスに会いに行くと
グレタではなく、クリスのことが好きだったけれど
当時15歳の少女が相手では結局ストーカー扱いされるだけだと
事情を説明しなかったといいます
その言葉に嘘はないと信じたジェーンは、彼に手紙のコピーを渡し、何か思いついたら連絡するよう伝えて別れます

ここまでの道中、何度となくDC行を止めようとするような発言を繰り返してきたジェーンは
「人生楽しまなきゃ」とリズボンをビーチでのお散歩に誘います

こんなの時間のムダ、というリズボンに
じゃぁ暗号を解こう、と手紙を取り出し
「留意しろって変な言い回しだ」と、二人で考え始めます
そして、リズボンがデューイ十進法に気づき、数字は
”色”と”鳥”を表していること、アイラモラーダにブルーバードロッジがあることに気づきます
そしてジェーンが「o」は満月を表す記号だと言うと
リズボンが明日は満月だと言い、見事暗号を解読します

翌日、ジェーンとリズボンはブルーバードへ
最後の事件になるかも、と海側の続き部屋を予約していたジェーン
正装でないといけないディナー用にドレスまで用意してあって
良い雰囲気の二人でしたが、
局長案件ということで、アボットがチョウと共にやってきます
更に、リズボンが受付の人との会話で、ジェーンが予約したのは先週だと知り、状況は一変します

手紙が届く二日前に予約したってどういうこと?と問い詰めるリズボンに
ジェーンは「バレたか、あの手紙は僕が書いた。作戦だよ」
と言い訳をするのですが、リズボンはジェーンの顔に水をぶっかけ
「最低男!」と部屋に戻ってしまいます

ジェーンが後を追い、ドア越しに謝りますが
リズボンは「消えて」とはねつけます
ジェーンはいつも自分の都合のいいように人を利用するだけで
まともな人間がどう振舞うのかもわからなくなってる
と言って、空港へと向かうリズボン
更に、パイクに電話して「プロポーズの答えはイエスよ」と言うのですが
喜ぶパイクの話しも耳に入らない様子で、窓の外を見つめるのでした

打ちのめされたジェーンが部屋でミニバーのお酒を飲んでいると
突然、弁護士のランドルフが銃を持って飛び込んできます
グレタの不倫相手だった彼は、暗号を解いて復讐のために現れたのです
更に、そこにウエスも銃を持って飛び込んできます
彼もまた、人生を壊された復讐のために来たのです
三人で、犯人の登場を待つ間、ランドルフはグレタとのことを話しはじめます

仕事への影響が怖くて、自分から別れを切り出したけれど
一番大事なものを手放してしまったことに気づいた時には
彼女は戻らぬ人だった・・と
その言葉を自分に重ねたジェーンは、空港へと向かおうとしますが
そこに真犯人のモニカが現れ、銃を突きつけられてしまうのでした

こっそりSOSのメッセージをアボットに送ったジェーン
アボットにざっと状況を説明すると
サイレン付きの車を借りて、空港へと急ぎます

すでに飛行機に搭乗していたリズボンを追いかけますが
いつものように空港職員をスマートに騙して、とはいかなくて
金網を乗り越え、足を痛めながら、なんとか飛行機に乗り込んだジェーンは
リズボンにようやく想いを伝えたのでした

「君の言う通り、僕はいつもウソをついて人を操って自分の気持ちを隠してきた
相手との距離を縮めるのが怖いんだ
でも、君にもう会えないとわかってて生きることなんかできない
正直に言う 愛してるんだ」

けれど、その言葉に涙を流しながらも「遅すぎたわ」と言うリズボン
ジェーンは空港の警備員に連行されていきます

翌朝、まだ拘束中のジェーンを迎えに行かないと
フィッシャーに話すアボットでしたが
事情聴取を終えたジェーンの元に現れたのは、リズボンでした

「あの言葉って本心?
もう冗談じゃすまないの
私も同じ気持ちだから」

というリズボンに「良かった」と微笑むジェーン
警備員に「おい、やめろ!」と怒鳴られながらもキスをする二人なのでした

感想

いやぁ、ついにここまでたどり着きましたね~
Jisbon愛好家にとってはハッピーハッピーエンディングです♪

もちろん賛否両論、否定派もいらっしゃることは重々承知していますが
やっぱり、私はこの二人の展開は必然だったと思っています
これは語ると長いので、別記事で勝手に熱く語りたいと思います(笑)

あと、いくつかお気に入りの会話で取り上げる予定です

さて、冒頭の大学での事件のシーン、ジェーンはなんであんなに陽気だったんでしょうね
DCに行くと言ってるのは口だけだ、なんて言ってるので
前のエピソードで、良いチームワークで事件を解決したし
きっとDCになんて行かないさって思ってたのかなぁ

でも、どうも本当っぽいとわかると、「ただの噂だ」と言いつつも
事件どころじゃないって感じが、たまりませんね~
引き留め作戦を練るため、さっさと帰りたいけど
「あぁわかんないのね、じゃぁ教えるよ」って感じで
ダダダッと説明して、ほな、さいならって出てっちゃいます(笑)

そして、その後も、DCに行ったらつまらないよってことを言ったり
結婚を匂わせる発言をしたり
これは、ついていったら結婚しなきゃいけないの?って思わせる作戦??
リズボンは過去に、婚約を破棄してるし、クリスチャンだから離婚できないぶん
結婚となるとかなりの覚悟が必要になるので、一応効果的なのかもしれません

一緒に暗号を解こうとするビーチのシーン、ネタばれ後に見ると
リズボンが全然わかってくれないから、ヒント出しまくりですね(笑)
しかし、Oが満月ってわかった時、リズボンが「明日は満月よ」って言ったのが
一番驚きでした。なんで知ってるの How do you know?! です
他のドラマで、何回か「満月の夜は事件が増える」というネタがあって
都市伝説みたいに、議論が分かれるところって感じで描かれてました
だから、きっとFBI捜査官たるもの、いつが満月かは把握しておくものなのだ!と思うことにしました

しかし可哀そうなのはパイクですよね~
ひたすら待ったうえに、プロポーズのOKをもらってから
数時間で別れを切り出されると言う悲劇
月並みですが、きっとあなたに合う人が現れますよ!

事件と恋愛のストーリー展開を1時間で済ませると言う荒業のなか
コメディ要素も忘れないのが、メンタリストです
ジェーンが部屋でへこんでるところからの展開、面白すぎ(笑)
特に、ウエスがモニカ達に銃を向けた時のジェーンの「Oh, dude.」が最高でした
この笑いのセンスって、アメリカって言うよりイギリスっぽい気がして、脚本家を確認したら
このエピソードは、製作総指揮であるブルーノが担当していました
ブルーノはイギリス人なので、なんだか納得

二人の気持ちに気づいてたアボットと対照的に
鈍感なチョウのセリフの数々も、いい味出してました

吹替でも字幕でも、チョウのセリフはかなり省略というか
意訳されていましたが、英語のセリフで見ると、より面白いです

吹替で
「あの人にしちゃ めずらしいです
ジェーンに騙されるのなんか 慣れっこなのに」
となってるチョウのセリフは、英語だと
I mean, he's pulled way worse stunts than this.
He buried a man alive once.
She wasn't nearly as angry as this.
と言っています
私なりに直訳すると
ジェーンはこれよりもっと馬鹿な真似をしてきたんです
男を生き埋めにしたこともあるけど
その時は、これより全然怒ってなかった

他にも、「バーガーがない」とか鈍感でおとぼけなセリフが多くて
いつも真面目!って感じのチョウだからこその味わいでした

この素敵なブルーバードロッジ、どこにあるのか探してみましたが
特に情報を見つけられませんでした・・・残念
撮影自体は、当然、マイアミには行っていないんですが
ホテル自体、セットなのかもしれません

そのあたり、調べている時に見た当時のインタビューで
ジェーン役のサイモンは、どうもこれがシリーズ最終話のつもりでいたようですね
後からシーズン7が決定したので、一応、最後かもと思って作ったはずではありますが
これで終わりでも良かったんじゃないかなって感じで話していました

確かに、それもありだけど、個人的にはやっぱりシーズン7があっての
メンタリストという作品だと感じています
シーズン7についても、好き嫌い別れるところだと思いますが
当時の視聴者数を見ると、特にガクンと落ち込んではいないので
私と同様に、肯定派も多かったようですね

まだ先を知らない方で、あんまりイチャつく展開も嫌だなぁと心配されている方がいらっしゃいましたら
安心してください
制作陣、出演者ともにインタビューで、そういうのはちょっと違うと思う
と語っていた通り、二人の仲は進展はしてますが、他の作品のように
突然、激しいラブシーンに突入!という展開はありません

そして、二人の関係が変わったからこそ、というエピソードも出てくるので
残り少ないですが、引き続き楽しく見て行きましょう♪

【カテゴリー】あらすじ・感想, シーズン62021.8.2

メンタリストS6-22 青い鳥より:フレーズ紹介

The mentalist(メンタリスト) シーズン 6 第22話

BLUE BIRD( 青い鳥)

I am happy for you.
僕はよろこんでるよ
We need to talk to Wes Baxter.
ウエス・バクスターと話しましょう
I need a taxi to the airport right now.
空港までのタクシーをお願いできる?

I am happy for you.

リズボンに「私の幸せを一緒に喜んで」と言われたジェーンのセリフ

他のドラマでも、聞いたことがあるフレーズで
その時は、息子さんがこれからプロポーズする、と言った際に
お父さんが言ったセリフでした

ジェーンの場合は、ムリして言ってるセリフではありますが
本来は、「私もうれしい」という気持ちと共に
良かったね、おめでとう、と言う素敵なフレーズです

We need to talk to Wes Baxter.

スクリプト勉強法を始めて、気づいたんですが
訳としては「必要」とはっきり書かないようなセリフで
ちょこちょこと need が使われています

例えば、22話だけでも
Oh, there's no need, ma'am.
ああ 必要ありません
のように、needが出てきそうだなっていうセリフだけじゃなく

We need to go, Cho.
行こう チョウ

I need your car keys.
車 貸して

など、10回くらいneedが登場します。
他のエピソードでも、同じくらいの頻度で出てきます

私だったら、それぞれ We should talk、Let's go、Can I borrow とか
言っちゃうだろうなぁ

なんとなく need だと、強いというか、切迫してるニュアンスが出そうに思ってましたが
案外、日常使いしているんだなぁと思ってピックアップしました

I need a taxi to the airport right now.

ここにもneedが出てきますが、タクシーをお願いする時のレーズとして
ピックアップしました
ただし、最後の「right now」はリズボンが怒りにまかせて
急いでってことで付けてるので、日常使いでは付けなくても良さそうです

旅行で必要になるので、似た言い回しは、旅行の英会話本に載ってるとは思いますが
以前、オーストラリアに行った時、帰りは自力で空港へ行くツアーで
自分でタクシーを呼ぶ必要があったので、取り上げてみました

その時は、英会話本のまま
Could you call a taxi for me?
と、フロントの人にお願いしましたが
リズボンのセリフなら、空港に行きたいこともまとめて伝えられて便利だなって思いました

ちなみに、日本でも国内線なら羽田、国際線なら成田と分かれているように
(今はだいぶあいまいですけど)
海外でも、international 国際線と Domestic 国内線で分かれていることもあるので
タクシーに乗った時に、international airport 等ハッキリ言った方が安心です
私の場合は、運転手さんが親切に「international airport?」と聞いてくれて
国際線ターミナルの入り口に連れて行ってくれましたが
逆に、国内線に乗りたい場合は気を付けないと、国際線ターミナルに着いちゃうかもしれません

【カテゴリー】ドラマは3文の得, シーズン62021.7.31